藤原 行成(ふじわら の ゆきなり)は、平安時代中期の公卿。当代の能書家として三蹟の一人に数えられた。
外戚関係にある花山天皇が即位すると、昇殿を許されるなど身近に仕えた。「寛和の変」で花山天皇が譲位に追い込まれると、同じく外戚として権勢を誇った藤原義懐らは失脚するが、行成はこれを免れる。以降は藤原道長に接近しその政権下で重きをなし、「寛弘の四納言」のひとりとなった。
藤原行成
寛弘の四納言
書道世尊寺流の祖
三蹟の一人
氏族 | 藤原北家世尊寺家 |
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生没 | 972年 - 1028年 |
位階 | 正二位 |
官職 | 権大納言 |
幕府職 |
配偶者
主な祖先
主な子孫
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藤原行成
- 藤原実経
平安時代中期の貴族
生没 998年 - 1045年 位階 正四位上 官職 近江守 幕府職 - 藤原良経
平安時代中期の貴族
生没 1001年 - 1058年 位階 正四位下 官職 越前守 幕府職 - 女(源顕基・室)
生没 ??? - ??? 位階 官職 幕府職 - 女(源経頼・室)
生没 ??? - ??? 位階 官職 幕府職 - 女(藤原長家・室)
生没 1007年 - 1021年 位階 官職 幕府職 - 藤原行経
平安時代中期の公卿・能書家
世尊寺流二代目
生没 1012年 - 1050年 位階 従二位 官職 参議 幕府職
- 藤原実経