系譜で辿る日本史

藤原是公

(黒麻呂 / 牛屋大臣)

武部卿・藤原乙麻呂の長男

氏族藤原南家
生没727年 - 789年
位階従二位
官職右大臣
幕府職

藤原 是公(ふじわら の これきみ)は、奈良時代後期の公卿。藤原南家。
天応元年(781年)春宮大夫として仕えた山部親王が即位(桓武天皇)すると天皇に重用され、さらに光仁朝以来の大官であった藤原魚名(左大臣)・大中臣清麻呂(右大臣)・石上宅嗣(大納言)・藤原田麻呂(右大臣)らが相次いで没したこともあり、急速に昇進を果たすことになる。同年正三位・中納言に叙任されて、同い年ながら10年近く早く参議となっていた同じ南家の藤原継縄に肩を並べ、翌天応2年(782年)継縄を越えて大納言に昇進する。延暦2年(783年)には右大臣に任じられ、桓武朝に入ってわずか3年ほどで一介の参議から太政官の筆頭にまで昇り詰めた。

配偶者
主な祖先

藤原不比等

3親等祖先

中臣鎌足

4親等祖先

藤原武智麻呂

2親等祖先

主な子孫

北条重時

16親等子孫

北条貞顕

19親等子孫

西園寺公顕

20親等子孫

二条師基

20親等子孫

平仲子

11親等子孫

男系子孫のみ表示

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