安土桃山時代の出羽角館の大名。永禄9年(1566年)に角館城で生まれ、13歳で家督を相続し角館城主となる。父からの家臣団の掌握と領国経営の安定化を基盤に南部氏からの独立を目指し、勢力拡大に努めた。天正10年(1582年)には大曲平野に進出し、小野寺氏と対立しつつ、最上氏と連携して小野寺氏に圧力をかけた。安東愛季との戦いでは勝利を収め、現在の秋田県角館地方を中心に勢力基盤を築いた。天正18年(1590年)の豊臣秀吉の小田原征伐では商人に変装して参陣し、秀吉と謁見するが、小田原城落城前に病死。享年25。墓所は小田原の海蔵寺。

