道寶は鎌倉時代の真言宗の僧で、左大臣の子として生まれた。若くして勧修寺で出家し、灌頂を受けた。嘉禄3年(1227年)に一身阿闍梨に補任され、安祥寺に住し良瑜の法を継ぐ。勧修寺長吏を経て、貞永元年(1232年)に法眼に叙せられ、嘉禎2年(1236年)には権大僧都に任ぜられた。文永5年(1268年)には権僧正となり、法務にも補される。建治3年(1277年)には伊勢神宮に参籠し、元の降伏を祈願した。晩年には東寺長者や後宇多天皇の護持僧を務め、建治4年(1278年)に大僧正に任じられた後、大安寺別当、東大寺別当を歴任し、弘安4年(1281年)に68歳で入寂した。











