平安時代末期から鎌倉時代前期にかけて活躍した飛鳥井雅経は、公卿であり歌人でもあった。彼は源頼朝にその和歌と蹴鞠の才能を認められ、頼朝の息子である頼家・実朝とも親交を深めたことで知られる。建久8年(1197年)に罪を許されて帰京し、後鳥羽上皇の近臣としても重用された。雅経は『新古今和歌集』の撰者の一人であり、132首が勅撰和歌集に収録されている。また、蹴鞠の名手として「蹴鞠長者」の称号を授けられ、飛鳥井流蹴鞠の祖とされている。雅経は『蹴鞠略記』を著し、『雅経卿記』や『明日香井集』などの作品を残した。





















